気の向くままに書いてみる。

長文記事記録用。不定期更新あしからずm(__)m

妊娠・出産の奇跡⑥ー我が子を抱くことができた日ー

2014年3月31日 NICU23日目
今日の凪、昨日チューブを取り替えて傷もついたせいか
口元が血で痛々しい。

痛々しいじゃないね、痛いよね凪…
頑張ったね。凪はえらい子。

手足は刺激すると少し動かしてくれて、目もパチパチしてくれたね…

ゆっくり休んでいて良いのにいつも頑張ってパパとママに元気くれるね。

でも今日は明らかに今までと違う傷ついた顔で
それでも必死に目を開けている凪を見つめていたら

ごめん、ママ泣かずにはいられなかった。
あんだけ泣かないと頑張っていたのに、涙がこぼれ落ちてしまいました。

また泣き虫母ちゃんになっちゃったね。


酸素は30%→50% 血圧は測れない時もあったみたい。
心拍も早くて、凪の小さい心臓頑張って全身に血を送ろうとしているね。
おしっこはほとんど出ていないみたい。
手も足も冷たいなぁ。

凪がどんどん遠くなる気がして怖かった…
諦めたくはなかったけど、心が折れそうだった。

側ににいてあげたい、抱きしめたい…

凪に一言でも声をかけようとしようものなら、涙腺崩壊しそうで
まともに声もかけれずNICUを後にしました。

帰りの車、家にパパが帰ってきても涙が止まりませんでした。
どうか、どうかパパとママのそばから離れないで…

凪の写真が入った写真立てを抱きしめて願うばかり。

夜は、私の様子を見て無理するなとパパだけ面会に行きました。


あれだけ凪の前では…と言っていたパパも泣いちゃったって。笑
泣き虫なパパとママだね、せっかくの記念日になに泣いてんのって
凪に笑われちゃうね。


 
面会から帰ってひと段落ついていたら
22:30頃 パパの携帯に病院から連絡がきました。

状態がかわったのでママと一緒にきて欲しいと。

手の震えが止まらない…


NICUについた時にはすでに心拍は0になっていて、
看護師さんと先生が懸命に心臓マッサージをしてくれていました。

呆然と立ち尽くす私たちに先生が
「昼間から状態が悪くなって、心拍数もさがり、お電話した
 30分前から心臓マッサージをしていますが、凪ちゃん自身の心拍では
 もうないと思います。これ以上の続けても…」

もう充分がんばった。
疲れたね凪…もう、全部とってもらおうね。

「もうやめてあげてください」

言葉が出るまで時間はかからなかった。
言葉と共に私たち2人の涙が溢れ出しました。

3/31 23:02 281gの凪は精一杯頑張って頑張って、
やっと眠りにつくことができました。


呼吸器のチューブも点滴の管も全部取ってもらって、
やっと凪の顔ちゃんとみれた。

上唇が呼吸器のチューブが当たってたから潰瘍になってたけど
可愛い可愛い顔の凪がそこにいました。

別室で少しまつと看護師さんがタオルにくるまれた凪を連れてきてくれました。

やっと、やっとこの手で腕で我が子を抱くことができた…

この日をどれだけ心待ちにしていたか…
凪はとても暖かかった。

片手でもてる小ささと軽さでしたが、凪の必死に生きた23日の人生と
みんなの想いとパパの気持ちがたくさん詰まって
ずっしりと重みがありました。

今感じているこの気持ちを決して忘れてはいけない…

パパにも抱っこしてもらい、
パパは「なんもしてやれなくてごめん」と泣いてたけど
そんなことないよね凪。
パパの愛情たくさん伝わってるよね。
ママが嫉妬しちゃうくらい凪のこと愛してくれているよね。


その後は看護師さんとパパとママ3人で凪をお風呂に入れて、
綺麗な服着せてあげました。

お風呂入ってる凪の顔はほんと笑っているように見えて
パパとママも笑顔になりました。

しかも、ママは看護師さんなのに全く沐浴できてない…
なんだか笑ってしまった。

やっとお家に帰れるね凪。


綺麗にしてもらった凪を抱いて、病院を後にしました。

「やっと娑婆の空気吸えるぞーっ」

そんな事を言うママでした。
 
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短いようで長く、長いようで短い
何ともいえないそして今まで経験したことのない時間を過ごしました。
泣いて泣いて悲しい時間も沢山あったけれど
そんな中でも、産声を聞けたり暖かい体に触れることができ
我が子の存在をこの目と耳と手で感じられ
また、家族の絆や沢山の方たちからの暖かい言葉
人のつながりの大切さ 感謝する心を我が子は
たった281gの小さな体で私たちに教えてくれました。
 
この後火葬を行い小さいので骨が残らないかもと言われましたが
ちゃんと形がわかるほどに骨が残り
喉仏用の小さい骨壺におさめて持ち帰りました。
 
もうあれから4年も経つのにまだ納骨せず自宅に遺骨があります。
いいのか悪いのかわかりませんが
そばにいてほしい気持ちが消えなくて。。。

www.shuukatsu.blog

時代は変わったものですね…

ホッとしました。笑

 

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凪へ

私達をパパとママとして選び生まれてきてくれて本当にありがとう。
これからは天国で私達を、みんなを見守ってください。

可愛い可愛い自慢の凪。
いろんな姿を見せてくれてありがとう。
ママしか聞けなかったけど、小さな産声も聞かせてくれてありがとう。

パパとママは決して凪のことは忘れないし、これからも皆に伝えつづけます。
時間はかかるかもしれないけど、凪に恥ずかしくないように
前を向いて生きていきます。

本当に本当にありがとう。

凪、愛してるょっ…!
 
2014年4月3日 ママ
 
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2018年6月29日 追記
 
手元供養について上記にリンクを張らせていただいた方が
アンサー記事を書いてくださいました。
もしお子様を亡くされた方で悩んでいる人がいれば
背中を押すきっかけになるかもしれませんのでよろしければ
ご覧になってみてください。